固定HDCPは、入力側と出力側それぞれに接続する機器とのHDCPの互換に関しての問題を防ぐための機能となります。 HDCPバージョンの指定を行わない場合、組み合わせによっては「映像が出ない」「砂嵐が表示される」「HDCPのバージョンが一致しないと警告画面が表示される」などのケースに備えての機能となります。
以下はATEN製スイッチャーのメニュー内での設定についての解説となります。 入力側のプルダウンの設定では、ソース機器(チューナー、プレーヤーなど)に対して、スイッチャーが回答するバージョンを指定します。 ※ 弊社の製品はすべて ・「HDCP2.2」→「HDCP1.4」へ変換する ・「HDCP2.2」→「HDCP1.4」または「HDCP解除」へ変換する
・「HDCP1.4」→「HDCP解除」へ変換する
という機能が搭載されておりませんためご注意ください。
・入力側からHDCP1.4のコンテンツを受け取った場合、出力側の機器に対して固定HDCPを2.2で設定した場合も、HDCP1.4としてシンク機器側との認証を行います。
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