サーバーとKVM間のUSB通信にてハンドシェークの問題がある可能性があります。 既知の事例としてIBM AIXサーバーはフルスピードモードのUSBデバイスが動作出来ないことを確認しています。 このような問題に対して、次の設定でロースピードモードに変更し、回避できるケースが有ります。
この機能はファームウェアv1.9.181にて搭載された機能となります。
1. 問題が発生しているポートにてホットキーセッティングモードを起動します
2. 画面に「Hotkey:」と表示されたのを確認してから、[F]キーを押してください
3. [F]キーを押すと、画面に「Full-speed on」と表示され、USB転送モードをフルスピードモードに変えることができます。
また、再度ホットキーを起動して[F]キーを押すことで、「Low-speed on」と表示されてロースピードモードへと切り替える事が出来ます。
この場合の制限としては、USBメモリやSSDなどを接続した時にデータ転送量が遅くなる、webカメラなどアシンクロナス転送方式のデバイスでは利用できなくなる、という事が挙げられます。 |