ATEN製ドロワー製品には、タッチパッド感度の調整する機能やソフトウェアが無い製品となります。 WindowsまたはMacOS、Linuxの標準ドライバのみで動作するデバイスとなっています。
これまでのお問い合わせや修理での傾向ならびに対象方法をご紹介させていただきます。
■タッチパッドの感度が悪い / 反応しない
タッチパッドに付いた皮脂や汚れなどが原因で感度が悪くなっていたケースがございました。 この場合は、OA用のウェットティッシュや薄めた中性洗剤を軽く含ませた布などで汚れをふき取り、乾いた布で水分が残らないように拭き取って改善されるかお試しください。 タッチパッド部の隅に汚れが溜まっている場合は、柔らかいブラシで本体を傷つけないよう汚れを掻き出してから清掃を行ってください。
■タッチパッドの感度が敏感すぎる この場合は、設置環境などによって指が乾燥してしまっている、非常に弱い力で操作してしまっているなどの要素があります。
乾燥した場所にて操作する場合は人用のウェットティッシュなどで指に湿度を含ませてから操作すると適切な感度で入力できることがあります。 また、操作する時の力の目安としてタッチバッドに対して、指の接地面が約直径1cmの円になるようなイメージで力を入れて操作をしてみてください。
■タッチパッドが誤作動する タッチパッドが濡れていたり、指がスワイプした時に跡が残るほどの水分がある状態で触っていれば、誤作動の原因となるため、タッチパッドに付着している水分をやさしくふき取って改善されるかご確認ください。 また、一度ドロワー本体の電源をOFFにすると改善するのであれば静電気が原因となっている可能性が推測されます。その場合はドロワー本体にアース線を接続する他に、足元に除電カーペットを敷くなどで静電気対策をすることで、状況が改善されることがございます。
■それでも状況が改善されない場合
ドロワー製品によってはキーボード部右手前側にUSBマウス専用ポートがある製品がございます。 タッチバッドがうまくいかない場合は、別途USBマウスを接続して利用する方法もご検討ください。 ホットキーセッティングモード(キーボードでの本体設定モード)にてタッチパッドを無効にする方法などもありますため、詳細は各製品マニュアルをご参照ください。
(2023年12月18日作成)
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