(当記事は2009年3月25日掲載のサポート情報の再掲載です)
2009年頃に製造された複数ベンダー製サーバーと、弊社製KVMスイッチをPS/2で接続した場合に挙動がおかしくなるという報告を頂いております。 この件については調査済みとなります
1. 確認されている不具合例 サーバーのPS/2コネクターでKVMスイッチを接続すると以下のような事象が発生する - キーボードやマウスで著しい遅延が発生する - キーボードやマウスによる操作ができない - Windowsサーバーで操作するとウインドウが勝手に立ち上がる
2. 対象機器 2008~2009年頃に製造されたServerEngine製チップセットが搭載されたサーバー製品 - HPE製 Proliantシリーズの一部モデル - NEC製 Express5800シリーズの一部モデル
3. 原因 該当するサーバーのPS/2ポートは、サーバー内部ではUSBポートをPS/2ポートへ信号変換されており、その信号変換技術によって、KVMスイッチとの信号互換性が喪失されるため
4. 回避方法 USBポートが搭載されているサーバーには、USBのKVMケーブルを接続することで問題を回避できることを確認しています。
(2020年12月25日作成) |