CS62KMやCS724KMなどのKVM内部USBのマウスエミュレーションと、CV10KMのPS/2エミュレーション動作メカニズムが異なることから、一緒には組み合わせて利用できない、となります。
KVM本体に内蔵されているマウスエミュレーション機能には、映像信号のクロックからモニター解像度を検出して、マウスの座標軸を疑似的に構築するという要素があります。この機能を使い、CM1284やCS724KMなどにあるマルチスクリーンコントロール機能を実装しています。
USBでは、マウスカーソルの座標軸を「絶対座標」と「600,800」と指定した座標軸へ移動しつつ、自身の座標軸を把握/制御ができるようになっています。
この特徴も組み合わせて、マルチスクリーンコントロール機能へ実装できます。
# 相対座標(PS/2)とは?
PS/2ではマウスカーソルの座標軸を「相対座標」と「右へ100ピクセル、上に20ピクセル」のように移動はできても、自分自身の座標軸が指定できない制限があります。そのためPC内マウスカーソル位置とKVM内で認識できる座標軸が一致できない制限があります。
PS/2では相対座標で動作する仕様に基づき、CV10KMは相対座標のみで動作するように設計されています。絶対座標の挙動はサポートしていません。そのため、CS724KMやCM1284などのKVMなどでは利用できないという制限がございます。
ただし、CV10KMはKEシリーズと組み合わせて利用するために開発されているため、例外的にPS/2しか利用できないPCを組み合わせてもマルチスクリーンコントロール機能が利用できます。 利用する場合、トランスミッターのポートOS設定で専用モード「PS/2 サーバー」に設定した後に、標準のマルチスクリーンコントロールの利用設定をすると利用できるようになっています。
※エクステンダーモードでマルチスクリーンコントロール機能はご利用いただけませんのでご注意ください。
(2021年11月30日作成)
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